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第41章 約束の約束
「違っ、違うのっ」

稜が慌てて、網タイツと素肌の境目で横に往復する羚汰の手を押しやる。

「違わないよね?俺も見たことないから、あれだけど」

稜は真っ赤にした顔を背けている。
その顔を優しく撫で、頬にそっとキスを落とし、そのまま舌で舐めながら耳元で囁く。

「自分で脱ぐのと、俺に脱がされるの、どっちがいい?」

そう言われて、慌てて羚汰のほうを見た途端、唇を奪われる。

強く押し当てられた唇から、すぐにぬるりと舌が侵入し、稜の中を舐めあげる。

「んふぅっ...」

いつの間にか、羚汰の腕が体の自由を奪って今にもカーペットの上に押し倒されそうだ。

舌が絡まり、出し入れする音が広がる。
羚汰の荒い吐息が顔にかかり、稜も理性を無くしそうだ。

「...待ってっ、脱ぐっ...脱ぐからっ」

羚汰の体がゆっくり起こされ、一緒に稜も起き上がり、その抱き合ったまま2人で立ち上がる。

「じゃぁ、...はい」

もう一度、ベンチコートを広げて輪を作る。
稜が自分の黒いコートに手をかけて、今度は脱ぎさった。

生成りのワンピースの全体が現れる。
半袖のそれは、後ろがファスナーだ。
よく見ると、首に赤いベロア生地で出来た紐がかかっている。

振り返り髪を横によけて、羚汰にファスナーを下ろしてもらう。
ファスナーを下ろしてゆくと、首後ろで蝶々結びがしてあり、その先には白いボンボンがついている。

ゆっくりおろしてゆくと、赤いベロア生地のブラジャーのフックがついた後ろが見える。

羚汰が空気を少し吸ったがわかる。
少し振り返りながら、様子を伺う。

羚汰の手はなおもゆっくりおりてゆき、最後まで下ろしきる。

ゆっくり稜がワンピースの肩を抜いて、その生地が腰を通って下に落ちる。

腰には黒いレースがあり、そこから赤いリボンがおりていて、網タイツと結んであった。

白い2つのまるい丘が、少し震えていて、その間を細い赤い糸が降りてその後前に向かっているようだ。

「...前、向いて?」

躊躇いながら、稜がゆっくり前を向く。
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