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第41章 約束の約束
羚汰の舌は耳元を音を立てて舐め回している。

「...お願いっ、続きは、...んっ部屋でっ」

持ち上げた足の間に体を入れ、半ば持ち上げた稜の体を抱えて、自分の固くなった部分を押し当てる。

「ぁっ、...りょうっんんっ」

口がまた塞がれる。
緩急をつけた羚汰の舌使いに体の力が抜けて身を預けてしまう。
抵抗していた腕を羚汰の首に巻きつくようにして、いつの間にか体を寄せる。

稜の体の力が抜けたのを確認すると、羚汰が稜の太腿を抱きかかえるようにしてカーペットの上に座る。

「あっ...だめっ」

両足を持ち上げられたことによって、稜のTバックがますます食い込んでゆく。
刺激に悶え、顔を離し羚汰の体にしがみつく。

体勢を整えると、羚汰がしがみついている稜の首筋に舌を這わせながら体を起こし、顔へ舌を移動させながら髪をかきあげる。

「こんなセクシーなの着て誘っておいて、まだダメとか言うの?」

「...だって、こんな外だって思わなかったから」

「コレ、自分で買った?」

そう言いながら、谷間のあたりのふわふわしている白い部分を指先で撫で、息を吹きかける。
さわさわとした感覚が稜の体に刺激を与える。

「ひゃんっ...。千夏が、くれたのっ」

「ふーん。千夏さん、すげぇ。めっちゃ似合ってる」

稜の全身を触れるぎりぎりの手を広げた指先で、掴んでいた腰から太腿までをつつーと撫でおろす。

「ひゃぁあっ!」

「...めっちゃエロい」

そう言って腰に腕を巻きつかせるようにして、胸に舌を這わす。

「んっ、羚汰っ、やめてっ!ここ外だよ??」

もがいて逃れようと膝をついて体を離そうとするも、羚汰の腕にホールドされていて離れられない。
下半身が離れたのをいいことに、羚汰の右手が稜の中心にするりと入ってきた。

「あっ!」

「...もうココは、すごいコトなってるけど?」

生地はすっかり濡れていて、羚汰が指を動かすと、太ももを伝って垂れ落ちてゆく。

「んっ...だめっ...あっ、んんっ」

するりと生地をよけてナカに吸い込まれた指が、音を立てて動き出す。

「ああっんっ、んっ、んんっ...」

「まだ、ダメ?」

稜の反応を伺いながら、羚汰が指の動きを変えてゆく。

「ふぁっ...だめっ、誰かに、見られっ、ちゃうんっ...」
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