この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第41章 約束の約束
「ぁあっ!...んっ、んあっ、りょっ、りょうったぁっ!」

稜はもう自分の体の制御が出来なくなっていた。
体を激しくよじらせ、埋もらせていた顔も離してし悶える。

「うっ、...はぁっ、俺もっ、イクっ」

「ぁっ、んっ、んうっ!...んぁああっ!!」

「くうっ!ぁあっ!...はぁ、あっ」

イった稜のナカで、激しく締め付けられた羚汰が果てる。
荒い息を繰り返し、互いに体を震わせながら、きつく抱きしめ合う。
なんとか呼吸を整えると、互の舌を音を立てて舐め回す。

「...稜。すごく気持ちよかったー。めちゃエロいでしょ、この服」

「ん...。羚汰...、ひょっとして、初めから?」

疑問に思っていたことを、聞きたかった。

「んー。どうかな?」

そう言って、稜の唇に軽くキスをして、稜のコートを合わせながらそっと離れる。

やっぱり。最中は頭が回らなかったが、準備万端な気がした。
クッションはいっぱいあるし、ゴムだって用意してあった。

でも不思議と嫌な気はしない。

下着と呼吸を整えてふと気づくと、空には星が光っている。

地平線近くは街の明かりであまり星がないが、少し見上げると天気もよく星がよく見える。

「...きれい」

「ん?」

羚汰が、横に戻ってきた。同じように寝転んで、稜を引き寄せる。

「うわっ、星がめっちゃ見える」

稜が、羚汰の胸に顔を埋める。

「何?どしたの?」

「...なんか、急激に恥ずかしくなってきた...」

こんな星空の下で、ついさっきまであんなことをー。

羚汰の腕がぎゅうっと稜を抱きしめる。

「ずっとこうしてたいけど、これ以上いたら冷えるからさ、部屋戻ろっか」

胸の中で、稜が頷く。

料理は空になってるのでパパっとまとめて、2人で運べば一回で戻れそうだ。

「後は、明日で大丈夫だから」

なんでも、明日の昼過ぎにまた後輩たちが来てくれることになっているらしい。
そう言われて、荷物を抱えて部屋に戻る。

戻った途端、羚汰に風呂を勧められ、足が冷えきっていたのでその言葉に甘える。

「あ、でも着替えー」

「取って来とくから」

風呂場に入ると、屋上にあがる前から貯めていたらしく、お湯が張ってある。
少しぬるくなっていたが、冷えた体にはこのぐらいからがいい。
熱湯を足しながらまずは入浴する。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ