この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第42章 Sweetest
「私だって、羚汰の友達に会いたいよ。俺の彼女だって、紹介されたいー」

「稜...」

羚汰が体を起こして、稜の唇に自分の口を覆いかぶすようにして重ねる。

稜も自分の舌を出して、羚汰に応えるように絡めてゆく。

「んふっ...んっ...」

「はぁっ...」

互いの手も体を這い回り、昂るままに舌を求めあう。


ふと羚汰の動きが止まり、稜からそっと離れる。

「このままだとヤバイから、ちょっとキャンドル消そっか...」

素早く体を起こしてベッドから降りようとする。
立ち上がりかけていたところに、強く引っ張られて体がベッドへ引き戻される。
思わぬ力に羚汰がびっくりして振り返る。
ベッドに腰掛けている羚汰の背中から、稜が膝立ちの状態で抱き着いて引き留めているのだ。

「稜?」

柔らかな体を背中全体に感じて、自分の前にまきついている細くしなやかな腕に手をやる。

「...このままで」

「え?」

背中で囁かれるか細い声が聞き取れない。

稜が耳に近付いて、もう一度囁く。

「キャンドル、消さないで」

羚汰が一瞬の間を置いて、稜の腕をがっつり掴んで解いてからゆっくり振り返る。

「...稜。意味わかってる?」

ギシッという音をさせてベッドにゆっくり登ってくる。
そのまま稜に向かって進むので、稜の体がゆっくりベッドに押し倒される。

心の中まで射抜くような鋭く、だけど切ないぐらい色っぽさを湛えた眼差しに、稜の体が沸騰する。

「どうなってもいいの?」

顔の両側に手が突かれて真上から見下ろされる。

迫力に圧倒されるカタチで、何度も頷く。

「ホントに?...さっきより激しくなるかもよ?」

羚汰が、かぶりつくようにして首筋に軽く歯を立てる。

「...あっ」

稜の体が弓なりに跳ねる。

「やめてって言っても、やめないよ?...いいの?」

またしても頷くだけで、声が出ない。
そのぐらい羚汰の迫力は凄まじい。

首筋から胸のあたりまで舌を這わせながら、何かに気付いたように顔をあげ、にっこりと怪しげな微笑みを湛えて稜を見つめる。

「さっきあんなにダメダメ言ってたけど、ジツは気持ち良かったんだ?」

言葉に出して言いにくいから態度で示したのに、それをマジマジと言われて、稜は顔を背ける。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ