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第43章 買い物デート
どこかロッジのような所に逃げ込み、そこに潜むことになった2人が、ロッジにたどり着いてから良い雰囲気になり、ふとしたきっかけで激しく求め合う。
雨に濡れた服を脱がせ合い、暖炉の前で絡み合う。
女優さんの見事までの裸体が暖炉の火に照らされて、凄くエロい。

それに、暖炉の明かりが昨日のキャンドルを連想させてしまう。
激しく絡み合うスクリーンの2人に自分たちを重ね合わせてしまい、正視出来ない。

思わぬシーンが始まってしまって、なんだか気まずく、羚汰がいる右側に向けずにいる。

つないだ手が汗ばんできた気がして、離したいけど、しっかり絡まった指が簡単にはほどけそうにない。

それにこんなシーンで意識してると思われても嫌だ。
何ともないフリをしなければー。

女優さんが喘ぎ声を出し始めて、スクリーンさえも見ることが出来ずに俯いてしまう。

「ひゃっ」

耳元にぬめっとした感触がして、びくっとなる。

つないでいる手とは反対の手で、顔を羚汰の方へ向けられ唇が重なる。

「んっ...羚汰っ...」

「ん?」

映画の最中なので、顔を近付けてのひそひそ声だ。

その間にも羚汰が、2人に掛けてあるひざ掛けの下を移動し、稜のセーターを捲って脇腹に手を入れている。。

「ちょっと...」

慌てて止めようと、つないだ手を振り払って両手で羚汰の手を遮ろうとするが、なかなかどけようとしない。
至近距離の羚汰が、口に人差し指を当て、声を出さずに“静かに”と言っている。

「だめだよっ...」

「誰からも見えないよ」

羚汰が耳元で囁いて、その息がかかる度に、体がびくっとなる。

「んふっ...」

耳の中に舌が入って来て、思わず声が出る。

映画ではとっくにラブシーンは終わっていて、息もつかせぬカーチェイスが始まっている。少しの音なら聞こえることもないのだが、そんな事は二人には全く気づかないほどだった。

慌てて両手で口を塞ぐと、脇腹にあった手がするりと素肌を撫で、背中の奥へ入り込む。

背中をつつーっと触られて、体が跳ねる。

「...っ」

口を手で覆ったまま、体をよじって首を横に振ってみるも、羚汰には全く通用しない。

背中の手が、ブラジャーのホックにかかり、外そうとしているのがわかる。

「んんっ!!」

片手で羚汰の胸の辺りを強く押す。
こんなところで、外されたらたまらない。
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