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NEXT 【完結】
第44章 Situation
「ああっ、もっ、もうっ、イクっ、イっちゃうっんっ」

自分の横にある羚汰の腕に手を伸ばして捕まり、体を思いっきり反らす。

「ああ、稜っ。俺もっ」

「んんっ...あぁあーっ!!」

ピンクに染まった体を波打たせて稜が果てを迎える。
うねりおどるナカに羚汰が尚も突き続ける。

「ああっ、やぁああっ、もうっんんっ」

「くううっ、はあっ...ああっ!」

羚汰が大きく打ち付けて、ゴムの中に放つと、稜の上になだれ落ちる。

汗ばむ体を抱きしめて、互の荒く乱れた呼吸を感じる。

繋がったままキスを交わして、唾液が行き交う。

「んっ...はぁんっ...」

「はぁっ、ヤバ過ぎ...」

そう言って軽くキスを落とすと、体を素早く離す。

まだ触れ合っていたかった稜は、荒く呼吸を繰り返しながら、手を伸ばす。

その手に触れながら、羚汰が自分にも言い聞かすように囁く。

「すぐ、だから」

その言葉通り、呼吸が落ち着く前に、羚汰は戻ってくる。
タオルを渡され、顔の汗を拭き、体の汗やその他の濡れたモノを拭いてゆく。
羚汰も顔を拭いている。

「暑いと思ったら、エアコン、最強のままだったー」

そう言いながら、リモコンを操作しているようだ。
その背中を見ていると、視線を感じた羚汰が近づいてくる。

「ん?何?見とれてたの?」

にやりと笑いながら稜の頬にキスを落とす。

「うん、カッコイイなって」

その答えは予想していなかったのか、驚いて少し恥ずかしがっている。

「どうしたの、急に」

照れながら、稜の髪を撫でる。
その姿がとても愛おしい。

もっと見てたい。

「?いつも思ってるよ?」

「ほんと??」

稜の頭を撫でながら、その顔のあちこちにキスを落とす。

「稜も、可愛いよ。ちょー可愛い」

あちこち落としていたキスが唇に落とされる。

何度か重なると、舌が優しく入ってきて絡めて離さない。

「んっ」

羚汰の顔を引き寄せるように腕を回し、その舌を稜からも求める。

「...可愛いすぎっ」

そう言うと、羚汰のキスがまた降ってくる。

楽しそうに、くすぐるように落とされるキスは、それだけで幸せな気持ちになる。

「...好き」

ふいにそう言うと、羚汰がキスをやめ、すこぶる嬉しそうな顔をする。

「ホント?好き?」

「うん。好きよ。大好き」

「俺も!俺も好きだよ」
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