この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第45章 お見合い
羚汰が体を起こしながら、肩紐にキスを落とす。

体を撫であげるようにして、キャミソールを上までたくし上げると、稜を促して頭から抜き取る。

透けて見えていたブラとショーツのセットが、顕になる。

羚汰が、ブラの縁をなぞるようにして、柔らかく触れてゆく。

それだけの動作なのに、指先が肌に触れる度にピクリとしてしまう。

「...んはぁっ...んふぅ...」

声を出さまいと思っても、吐息と共に漏れてしまう。

「すっごい可愛い」

にこにこ笑った羚汰の顔が近づいて、また舌が触れ合う。

羚汰の首にかるくかけていた手で、髪の毛に触れる。

少し湿っていて、くるくるが増している。

「...お風呂、入ったの?」

「ん?うん。ついさっきね。風呂前に稜のこと来たんだけど、その時は熟睡してたから」

話しながらも、羚汰の動きは止まらない。

「私、入ってない!」

急に思い出した稜が、羚汰の手から逃れようとする。

「いいよ。別に」

慌てた様子の稜に、羚汰がくすくす笑っている。

「やだっ。今日は汗かいたし、お化粧もまだ落としてない」

「いいって、このままで」

羚汰はそのまま続けようとするが、そういうワケにはいかない。

今日は、ホテルのロビーが汗ばむほどだったし。
化粧は、いつものだと薄いと母親と理子に言われて、バッチリフルメイクだ。
つけまつ毛までも勧められたが、それは断った。

「だって、マスカラ取れてない?」

羚汰が顔をのぞき込む。

「この目の下の黒いのがそ?」

親指で目の下のあたりをさわる。

「やっぱり!!」

そんな顔になってるとか恥ずかしすぎる。

慌てて羚汰から降り、ガウンを羽織って風呂に行こうとする。

「え、マジでやめんの?ちょっと」

羚汰も慌てて、稜の腕を掴む。

「きゃっ」

「あ、ごめんっ」

強く引っ張った手を緩めるが離そうとはしない。

「もう。お風呂入らせて」

「...俺も一緒に入る」

「え」

でも、さっきお風呂に入ったって。

「じゃないと行かせない」

そう言って、ほぼベッドから降りかかっている稜の背中から抱きしめる。

「えっ、でも...」

お化粧落としたいし、髪も洗いたい。

羚汰と一緒に入るってことは。

「...エッチなことしない?」

「えー。そりゃするでしょ」

羚汰が首筋に舌をべろりと這わせる。
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ