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NEXT 【完結】
第45章 お見合い
「じゃ、ダメ!」

「なんでー?」

羚汰が背後でむくれてる。

「だって、化粧落としたいし、髪も洗いたいし。羚汰と入ったら出来ないもん。...エッチなことしないなら、一緒に入るけどさ」

「むー」

こう言えばきっと、ぶーぶー言いながらもここで待っていてくれる。

一緒に入ると見られて落ち着かないし、顔洗ったりとかの間がもたない。
急かされることなくゆっくり湯船につかりたい。

「ね、だから、ここで」

「...いーよ。しない」

意外な反応に、稜がびっくりして振り返る。

「嘘っ」

「嘘じゃないし、別に出てからいっぱい出来ればいーもん」

「ホント?絶対?」

「ホントだって。ほら、早く入ろ」

羚汰が、稜を抱えるようにして立ち上がり、そのまま風呂へと誘導する。
そのまま押される形で歩き出す。

「はいはーい、歩いて歩いて」

「えっ、ちょっ、パジャマっ」

「そんなのいらないでしょ」

瞬く間に風呂場に着き、羚汰が風呂の湯を溜めている。

ホントに一緒に入るのかな。
この前はクリスマスで、稜が入ってるところに、無理矢理後から入って来た。
こうやって一緒に入るのは初で、何だか気恥ずかしい。

蛇口をひねって振り返るようにして出てきた羚汰が、その姿を見ていた稜とぶつかりそうになる。
狭い風呂なので、距離がすぐなのだ。

「おっと。稜?何してんの」

「...えっと」

もじもじしていると、羚汰が嬉しそうに笑っている。

「何?俺に脱がされたい??」

「違っ」

慌てて背中を向ける。

後ろで羚汰が静かに笑っている気がする。

笑いながらも素早く服を脱いでいるようだ。

稜もガウンに手をかけるも、羚汰の目の前で脱がないといけないのがやはり恥ずかしい。

少しためらっていると、背後から羚汰に抱きつかれる。

「脱がせよっか」

「っと!羚汰っ、エッチなことしないって」

後ろからガウンに手が掛かる。

「しないよ?脱がせてるだけじゃん??」

「...っ」

指がいやらしくガウンの上を這って、少しずつずらすように脱がされる。

ストンとガウンが落ちて、背面が羚汰の肌と触れ合う。

羚汰の指がゆっくりとブラの肩紐を外し、フックを外して、やさしく体から外され、同じように床に落ちてゆく。

「も、あとは自分でっ」
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