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第45章 お見合い
羚汰の腕をなんとか掴んで押しやろうとする。

さっきから何度も試しているのだが一向に効果がなかったのに、急に羚汰の手が止まる。

「なんで?なんかマズイことでもあんの?」

にやりと笑ったのが見なくてもわかる。

「っ、やだっ」

今ここに手がかかったら、ショーツの中で蜜が溢れ広がっているのがわかってしまう。

なんとか手で押さえようと試みるも、足に巻きつきすべり下りるようにして、羚汰がするりとショーツを脱がせる。

「きゃっ」

「ほら、暴れたら倒れるから」

羚汰に足首を掴まれ、仕方なく言われるがままに動いて脱いでゆく。

「ふっ、すっごい...」

ねっとりと糸を引くようにして離れたショーツを、羚汰が嬉しそうに引き抜こうとしている。

「だめっ」

慌てて奪い取り近くの洗濯機へ押し込み、とってかえして風呂場へと入ってゆく。

「ちえー。けちー」

羚汰が笑いながら追いかけるようにして、風呂場に入ってくる。


稜が髪を洗い、続けて洗顔を済ます間、羚汰は大人しく湯船で待っていた。

おじいさんの話や、甥っ子や親戚の子供たちと駆けずり回って遊んだ話を楽しそうにしている。

体を洗う時になって、ふいに湯船からざばーっとお湯をさせて立ち上がる。

「うー、もうノボせる!!」

「えっ、上がるの?」

「稜、長すぎ」

そうでなくとも稜は風呂がゆっくりだし、今日は特にフルメイクだったしで、時間がかかるのだ。

「だから一緒に入ってもって...えっ、ちょっと」

羚汰が、風呂の椅子に座る稜の傍にやってくる。
びっくりしている稜の手から、ボディソープを泡立てていたスポンジを奪う。

「洗ったげる」

「えっ、いいよ。ちょっとっ」

スポンジが腕を優しく往復する。
羚汰が真剣な顔で洗っている。
変な意味ではなく、本当に洗ってくれるらしい。

「はい。背中洗うから、そっち向いて」

それでも、少しくすぐったくて、変な気持ちだ。

「...ありがと」

「後で俺の背中も洗って」

「うん!」

背中を洗ってもらうと、自分では届かない所まで洗ってもらえてすっきりする。

「気持ちいい」

「そう?」

ふいにスポンジが前にやってきて、胸のあたりを優しく移動する。

「ひゃんっ」

洗っていると分かっていても、つい反応してしまう。
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