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第46章 Difference
稜は、数週間前に二人で選んでネットで買ったお揃いのパジャマを着ていた。

届いたのは随分前だが、なかなか着る機会がなかった。

「うん。...羚汰もだね」

羚汰の胸元に手を伸ばす。
普段スエットやTシャツで寝ている羚汰が、普通のしかも、チェック柄のパジャマを着ているのが不思議なカンジだ。

「稜が着てるの見たから」

帰ってきた時に気付いていたということだろうか。
あの時は何も言わなかったのに。

「...超エロいね」

「そうかな?何かすごく大きいんだけど」

外国製の男女兼用パジャマだからか、稜にはかなり大きかった。
パジャマの中で体が泳いでいる。

羚汰がくすくす笑っている。

「何?何で笑うの?」

「あはは。だって、稜がそっち着るからじゃん」



稜は、チェック柄の、赤が多く白が入っているパジャマを着ていた。
羚汰のは、似たチェック柄だが、白がメインで赤も入っている。

「たぶん、こっちが女もの」

「えっ、そうなの!?」

サイズは一緒で、色味的に、赤が多いのが女性ものだろうと思って選んでしまった。

「買うときスマホで見たじゃん?ま、でも、こっち俺ピッタリだし、稜のこのカンジ、エロくていいよ」

羚汰が、パジャマの上から稜の体を撫でまわす。

「てか、ズボンないぐらいで、ちょうどよくね?」

そう言いながら、ゆっくり稜が履いているズボンを脱がせてゆく。

パジャマの上だけで、お尻の下まである。
確かにワンピースのようだ。

「ヤバイ。超エロい」

布団をはがされ、むき出しになった太ももを指先で撫でながら、ゆっくり全体を見回している。

恥ずかしいのと、指先で焦らされる感覚に、体をよじらせる。

「羚汰、...寒いよ」

「ごめんごめん」

布団ごと、羚汰が覆い被さる。

「スグあったかくしたげる」

包み込むようにして、キスが始まり、パジャマのボタンが外されてゆく。

稜も手を伸ばして、羚汰のパジャマのボタンに手を掛ける。

キスを繰り返しながらも、羚汰が笑ったのがわかった。

「稜も、俺の脱がせたい?」

頷くと、ますます嬉しそうにして、体を抱き抱えるとぐるりと上下逆さになるようにする。

稜が、羚汰の上に馬乗りになり、ボタンを外してゆく。

羚汰は肩手を伸ばして、ボタンが外れはだけているパジャマから、稜の胸をゆっくり撫で回している。
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