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NEXT 【完結】
第6章 喧嘩からの...
「だから、ハナシ合うって言ってんじゃん!!!」

「なんで聞いてくれないのっ!!!」

「サキは悪くないもん!!」

こないだと同じように、リョウの彼女が一方的に叫んでいる。


稜は暗闇の中、スマホを取り出した。

1:35


ホント勘弁してほしい...。


「マジムカツク!!!」


そんな喧嘩もつかの間、またしても始まったようだ。


「...んんっ...んっ...んっ」

いつにも増してくぐもった、そして弱弱しい声がする。


「もっと.....」


リョウの声だ!!

サキの声が小さいからだろうか、リョウの声が聞こえる気がする。

何を話してるのだろうか。

相変わらず聞き取ることは難しい。


「...んふっ...イイ?...」

「......ろよ」

「...んっ...」

「もっと......」

「...うんっ...んっ」


リョウの深く息を吐く音がする。


「リョウ...気持ちイイ?」

「.....れよ」

稜は、背筋に何かが走るのを感じた。



これは、フェラをしてるんだ!


稜は気付いてしまった。


気持ちイイ?って聞いてたのは、ソレだったんだ。



体中の血が、沸騰するのを感じる。


リョウは今どんな顔してるのだろう。

こちらの部屋に深いため息が聞こえるほどだ。きっと恍惚としているに違いない。

いつもの激しく責めるリョウとは違い、大人しく横たわり為すがまま喘いでいるリョウ...。



....私も舐めたい。


そう思って、またハッとする。


稜はハッキリ言って、フェラが好きではない。

元彼に何度か頼まれて嫌々ながらしたことはあったが、上手くないのだろう。そのうち頼まれなくなった。その時は本気で安心した。自分も舐められるのは好きじゃないし。お互い納得してしなくなったと思っていた。
本当のところはどうなのか、わからず仕舞だが。

舐めたいだなんて、そんなテクないのに...。
っ!その前、リョウのなんて舐めることないし!!

そんなことを考えている間に、隣はいつもの喘ぎ声に代わっている。


「んあああっ...感じるぅ...なんか...おっきぃ...ああっ」


いつもの律動的な喘ぎ声になってゆく。
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