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NEXT 【完結】
第49章 la corte の人たち2
他店より頻繁に、長く滞在しているらしい。

「クチではさ、ウチの売上が他店に比べて低い、ってゆーことらしんだけど...。俺を飲みに連れて行きたいのもさ、ユウの事が聞きたいからなのかなーって。そんなこと絶対言わないけど」

「...そっか」

お金持ちで凄いなぁとか、勝手に羨ましい気持ちでいたけど、大変なんだ。

「ユウもさ、こっち来る前は引きこもってたらしーけど。俺やダイキや他のスタッフとかで、交代して色んな遊びに連れまくってさ。今じゃすっかりアウトドア派だよ?」

「あ、ユウくん言ってた。リョウのおかげだって」

「あはは。マジで?なんか照れるな」

今度は、稜が羚汰の頬をなでる。

「ごめん。ちょっとしゃべり過ぎた」

「ううん...」

「なるべく朝にならない前に帰ってくるよ。次の日、千夏さんたちの面接あるし」

面接。

採用試験でも受けるかのような口ぶりに、顔がほころぶ。

羚汰も稜の頬をなでている。

「ん、お願いね」

「酒臭かったりしら、ちょーー叱られそー」

「ふふふ。そりゃそーでしょ」

互いに近づいて、軽いキスを交わす。

柔らかく触れる羚汰の唇が心地よい。

「...おやすみ」

「へっ、まだ寝ないよ!」

羚汰が驚いたような顔をして、稜のほうが驚く。

「えっ?」

「明日デキないんだよ?今話したじゃん」

そう言いながら、首すじにキスを落とし、シャツのボタンを外しにかかっている。

「うそ...」

「明日は2人ともが休みの前日だから、一晩中、朝までするつもりだったのにねー」

そんなこと...。

ちょっと思ってたけど。

「それに、こんな格好して誘っといて、やんないとかナイでしょ」

あらわになった胸を手でやさしく包み込み、舌が這う。

「...っ、着せたの、...羚汰だよ」

「そうだっけ〜?」

とぼけたようにそう言いながらも、胸への愛撫を続ける。

散々弄られ胸の先が固くなってくると、羚汰がおもむろにシャツを閉じる。

その行動に不思議に思っていると、シャツの上から舐め始めた。

「んっ、な...んでっ?」

「色透けてるし、めっちゃ先がピンとしてんのわかるよ?すげーエロいんだけど」

胸元を見ると、確かに羚汰の言う通り透けている。
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