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NEXT 【完結】
第50章 ドライブデート
すこぶる楽しそうな声がして、アイマスクにかけた手を外される。

「ほんとに、コレ付けて...するの?」

「モチロン!全部使うよ?」

オマケと称して、千夏がプレゼントしてくれたのはー。
アイマスクとふかふかのファーで出来た手錠。そして、羽が先に付いた短めの棒のようなもの。
全てが統一されたデザインの黒色で、黒い羽がついている。
ソフトSMセットだろうか。

稜はこういうグッズを見たことも、モチロン使ったこともない。

届いて、箱からこれが出て来てビックリして仕舞い込んでいたのだ。

アイマスクは、薄い生地で出来ているらしく、ほんのり向こうの明かりが透けて見える。
しかし、部屋自体も薄暗くしているので、羚汰の影はわからない。

不安だな...。

そう思った矢先、唇に羚汰の吐息がかかる。
手が体をゆっくり這い、抱きしめられる。
その度に、体がビクリと動いてしまう。

「怖い?」

「ちょっと...んっ」

唇が重なり、ゆっくりその感触を味わっていると、体がベッドに倒されてゆく。

ゆっくりカーディガンを脱がされ、ワンピースのファスナーが下ろされる。

いつもと違うその感覚に、息が早く上がる。

「シンドい?」

稜の様子に気付いた羚汰が、手を止める。

稜は首を横に振る。

「ちょっと不安なだけ。...でも羚汰を信じてるから」

「はっ。ヤバイんだけど、それ」

ワンピースを肩から外しゆっくり脱がせながら、現れる肌にキスを落とす。
その度に、稜の体がピクリと動き、甘い吐息が漏れる。

「...ただっ、ただお願いがあるのっ」

ワンピースを脱がせ終わった羚汰が自分の服を脱いでいる音がする。
その音がやんで、頭がゆっくり撫でられる。

「何?優しくするよ?安心して?」

そういって、その言葉通り、優しく唇が重なり舌が触れる。

「んっ...。それもだけど...」

言いにくそうにしていると、羚汰がアイマスクを一瞬ズラしてくれた。

羚汰の顔が見えてほっとする。

そのまま、見つめあってまたキスをする。

「お願いって、何?」

顔を撫でていた指が、また唇を撫でている。

「...あのね。後で...私も使いたい」
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