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NEXT 【完結】
第50章 ドライブデート
撫でていた指が止まる。

「えっ?」

イマイチ飲み込めないようだ。

「私の後、...羚汰もコレ付けて?」

ぶはっ、と羚汰が笑う。

「えっ、なんで笑うの?」

変なお願いだろうかー?

「んー、ごめんごめん。ちょーヤル気だな、と思って」

嬉しそうにぎゅうっと抱きしめられる。

「...ダメ?」

「いいよ。俺の次ね」

耳元を口に入れるようにして、羚汰が話す。
いつものことなのに、いつも以上にドキドキが止まらない。

そのまま唇が移動して、舌が重なる。

ブラが外され、肩や腕にキスされながら脱がされてゆく。

アイマスク、外れたままでいいのかなー。

そう思っていると、目の前にふわふわの手錠が出てきて、手首にはめられた。

手錠と言っても、布で出来ているようで、手首に当たる感触は柔らかい。
両手の間も鎖とかではなく、ゴツめのリボンぽい布だ。
ファーの所々に付いている飾りの羽が脆そうで、壊してしまわないか不安だ。

「痛くない?」

「ん...大丈夫」

「そ。じゃ、いいね?」

何が?と言う間もなく、アイマスクが下ろされる。

繋がれた両手が頭上にあげられる。

「このベッドだと固定出来ないなー」

今の羚汰のベッドは、ヘッドボードがつるっと一体型で、柱などが出ていない。
手錠などを固定出来ないのだ。

今度来るダブルベッドは、デザイン的に柱が並んでいて、固定も出来そうだ。

「えっ、まさか、それであれにしたの?」

「あははっ。んなワケないじゃん。...この辺のシーツでも掴んどいて?」

「ん...」

手探りでベッドのフチあたりのシーツを掴む。

「もうこのシーツ、稜があちこち引っ張り過ぎて伸び伸びだから、いくら引っ張ってもいいよ」

ふふっと笑っているのがわかる。
笑いながら、上げた腕や脇などに舌を這わせつつ下りてゆく。
見えない分その先がわからず、それを利用して羚汰があちこち移動し焦らす。

「んっ、...はぁっ、だってっ」

胸を弄って欲しくて、つい稜が胸を突き出すように動いてしまう。

そんな稜に気付いている筈なのに、わざとだろう、ゆっくりタイツに手を掛け脱がせてゆく。

見えない分、そっと触れる羚汰の指や唇、舌に過敏に反応してしまう。
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