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第51章 旅行 〜前編〜
外から見た時は洋式だったが、流石に玄関があった。
靴を脱いであがると、またドアがある。
そのドアを開けるとリビングダイニングだ。

「うわ~。素敵~!!」

奥にキッチンも見える。

全部で20帖以上はあるだろう。

この部屋全体が吹き抜けになっていて、三角の屋根の骨組みが見えている。
天井には大きなファンがぶら下がっていて、照明は何か所かフロアランプが置かれている。

外からも見えた大きな窓に面するように、大きめのクリーム色のソファーが2つ、くの字型に置かれている。
壁には暖炉があって、煙突が続いている。

ダイニングテーブルは楕円形で椅子がぐるりと6個ほど置かれていて、テーブルの中央には豪華なお花がい生けてあった。

キッチンは、アイランド型で、大きな冷蔵庫と隣に同じ大きさのワイン庫もある。

壁や天井は落ち着いた色合いの木の板で出来ていて、温かみを感じる。

そのリビングの横の壁に2階へ続く階段が伸びている。
丸太を切って作ったようなその階段は、おそらく寝室などに続いているのだろう。

「すごいすごい!!」

羚汰の手を引っ張って、ぐるぐると見て回る。

「こっちは?」

「そっちは洗面所があって、お風呂」

大きな鏡の前に洗面台があり、洗面器が2つ並んでついている。
センスのいい小物やアメニティで飾られていてとても洗練された雰囲気だ。
反対には洗濯機と乾燥機。

風呂のガラス戸を開けると、カラフルなタイルで囲まれた12帖ぐらいありそうなお風呂場だ。
そこも大きな窓があって、そこに面して丸いお風呂が置いてある。
深さもあって4人ぐらいは余裕で入れそうな大きさだ。

「ひょっとしてジャグジー!?」

「あはは。そうだよ。こっちはまあ、一応お風呂だから小さ目だけどね」

「これでちいさめ??って、え?こっちは?ってまだあるの??」

今度は羚汰が手をひっぱって、先ほどのリビングに戻る。

大きな窓からウッドデッキを覗くと、蓋がしてあって分かりにくいが最早プールと呼べるぐらい大きなジャグジーがある。

「!!凄すぎるでしょ!」

「まあ、今は冬だし、これだけお湯溜めるの大変だから、今回は残念ながら使えないけどね~」

「...」

びっくりして固まってしまう。

豪華だろうとは思っていたが、予想を遥かに上回る。
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