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第51章 旅行 〜前編〜
稜がダンボールから食材を出して、とりあえず冷蔵庫へ入れまくる。
保冷バッグに保冷剤を入れまくってきたので、大丈夫そうだ。

「このスーツケース、2Fの寝室持って行こうか?」

羚汰が稜の大きなスーツケースを抱えている。
あの階段を稜が抱えてあがるのはキツそうだ。

「いや。いい。重いから、1Fの寝室にでも置くから」

慌てて羚汰からスーツケースを受け取り、1Fの寝室へ運ぶ。

「へっ。なんで?」

「...な、んでもっ」

何かに感づいた羚汰が、稜の背中に抱き着くようにして着いてくる。

「何でかなー。気になるなー」

鍵のかかるのにしといてよかった。

急いで台所に戻って片づけの続きをする。

その間も羚汰が背中にくっついたままだ。

「ねーねー。こないだ買ったエプロン、着てくれないの?」

ピンク色のフリルがいっぱい付いた新婚さんエプロン。
そういえば、仕舞い込んだままだ。

「え?だって、あれは羚汰が着るんでしょ。...ちょっと、動きにくいっ」

振り返ろうにも、羚汰が巻き付いたままだ。
そのまま荷物を片付けてゆく。

「えー。...じゃあ、いーよ。着るから出して」

口を尖がらせた羚汰が、後ろから稜の肩に顎を乗せる。

「うそ!」

「持って来てないの?」

「持って来てない。持って来ればよかったねー」

「むー!」

むくれた羚汰を背中にくっつけたまま、なんとか冷蔵庫に入れる物を仕舞えた。

「よし、なんとか片付いた」

同時に羚汰の手が後ろから稜の胸に手を乗せ、チュニック越しに柔らかく揉みしだき、首筋から耳にかけてを舐めあげる。

「ちょ...んっ...」

「片付け、済んだでしょ。さっきの続きしよ」

羚汰の手がチュニックを引き上げてゆく。

稜も体をひねって羚汰の唇を追いかけ、舌を絡ませる。

「いつになく積極的だね」

嬉しそうに笑ってた羚汰の手が太ももを持ち上げる。

「あのね、羚汰、もうちょっと我慢して?」

「はっ?なんで?今日1日スゲー我慢してたけど?」

そう言いながら、持ち上げた太ももを抱き抱えるようにして稜をキッチン台に座らせる。
そののままキスを繰り返しながら、チュニックを撒くって稜の肌に触れる。

「んっ、でも、料理したいからっ...」

「後でいいよ」
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