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NEXT 【完結】
第7章 千夏の結婚式
美容院でセットした髪が名残惜しかったが、ピンを全て外して洗った。スプレーでガチガチになっていて、洗い流すのに一苦労する。

鍵を探すのに体が冷えていたので、湯を張り温まる。

手足の指がじんじんと音でもたてているかのようにして温まってゆくのを感じた。

結婚式、とっても素敵だったなー。

式や披露宴はもちろん、2次会も素敵だった。
2次会は仲のいい友人ばかりだったので、2人は全く緊張していなかった。
貴之の印象がよくなかった有希子も、2次会での貴之のハジケっぷりに、印象が少し変わったらしかった。

今頃、2人はどうしてるだろう。

今日ばかりは、街中の一流ホテルのスィートルームに泊まるって言っていたが。
稜は3次会のカラオケで帰ったが、男性陣はまだ続いてそうな勢いだった。

いくらなんでも、もう2人の時間よね。
いわば“初夜”だもの。

めくるめく甘い時間...。

2人のあらぬ姿を想像して、慌てて消した。


やばい。マジで。


稜は、急いでお風呂から出た。

体を拭いて、バスタオルを巻くつもりが、ふと、先ほどのパーカーが目に付く。


洗って返すし...。


稜は、裸にそのパーカーを羽織り、前を閉める。
ツンと張った乳首が、パーカーの裏地に擦れて当たる。
丈は、稜の茂みがぎりぎり見える長さだ。
身長は10センチも変わらないだろうが、やっぱり少し大きい。

また匂いを嗅ぐ。


バカな事をしているという自覚はあった。

でも、止められない。
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