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第52章 旅行 〜中編〜
「一緒にって言ったのに...」

ふふっと嬉しそうに笑う羚汰が、稜の肩を起こすようにして、片腕を引き寄せる。

「あっ、まだっ、んあっ」

引き寄せながら、律動は止まるどころか角度を変えてより突き上げるように動き出す。

「はぁっ、はげっ、しっ、...っああっ」

体が振り返るようになり、濡れた髪を揺らしながら妖しい光を纏った羚汰の目が垣間見得る。

打ち付けられる振動で見えたのは一瞬の筈だが、その光に囚われたかの様に、一気にまた上り詰める。

「あああっ!」

波打つ体を抱きしめ胸を掴むようにして、体がより立たされる。

手すりを握っていた手を離し、羚汰が抱き抱える腕に絡め悶えながら、次々と襲う衝撃にも思える快感に身をよじらせ、嬌声をあげる。

「あっ、ああっ、あっあっ、んぁあっ」

「はあっ...稜っ」

もはや、シャワーによるものか、体から湧き出ている汗なのかわからない水気が体にまとわりついている。
その水気が、密着しては離れる2人の肌に濁った音を生んでいる。

「も、もうっ、おかしくっ、なっちゃ、うああんっ!!」

波打ち続けていた稜の体が、大きく飛び跳ねてから、体の力を失う。

羚汰が追いかけるようにして体を支えながら、一緒に大理石の床に体を横たえる。

「はあっ、はあっ、んはあっ」

「稜っ...立てる?」

まだ小さく痙攣をしながら肩で呼吸を繰り返す、稜の体を羚汰が立たせる。

フラフラになりながらも、導かれるまま羚汰にしがみつくように立たされた。

倒れるときに抜けた羚汰のモノが、こんどは片足を大きく掲げられた正面から差し入れられる。

「ああっ!んはっ、そんなっ、んっ」

「今度こそ一緒にイコ...」

しがみついた稜の体を動かしていたが、やはり立ったままの体勢では厳しいと思ったらしい。

羚汰にしがみついてなんとか波に耐えていると、そのまま羚汰が移動する。

「稜っ、しっかり捕まってっ、...くっ」

羚汰がそのままドアを開け、ジャグジーの部屋にだろうか移動する。

ベッドではないが、少しだけ柔らかいものの上に、体が乗せられた。
体は暑いが、頭のあたりが少しだけ涼しくなって、羚汰の顔を至近距離に感じる。

腕をまとわせ、舌を交わして唾液が行き交う。

「ああ...稜っ」

「あっ!あっ!ああっ!」
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