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第52章 旅行 〜中編〜
羚汰の反応が嬉しくて、反対の胸にも舌を伸ばそうとする。

「今度は俺の番」

抱き寄せられ、胸の頂を同じように嘗め回してから吸い付く。

「んっ...はぁんっ...」

羚汰の舐め方がすごくいやらしく感じて、体が熱くなる。

もう片方の胸も同時に指先でふにふにと連動でもするかのように弄られ、稜は体を震わせて耐える。

羚汰の濡れた髪が揺れて、顔にかかっている。
その髪を手でよけると、羚汰がそこから離れてにっこりとした顔をあげた。

稜から舌を出して、羚汰の顔に覆い被さるようにその舌を求めて口内に入ってゆく。

羚汰が笑ってそれを迎え、抱き合って互の舌を貪るようなキスを繰り返す。

次の段階へ進むかと思っていたら、羚汰が体にキスをして焦らすばかりで、体が疼く。

「...羚汰」

「ん?何?...欲しくなった?」

嬉しそうに、羚汰が見上げる。

「ん...」

恥ずかしくて、そのまま羚汰にキスをしようとすると、体が離される。

「ダメー。ちゃんと言って」

「...欲しい」

にいっと羚汰が笑う。

「何が?」

その顔がちょっとムカつくけど、すごく愛おしい。

目をキラキラさせながら、稜が何か言うのをずっと待っている。

「...羚汰が!羚汰が欲しいのっ!」

「あはっ。何で怒ってんの?」

すこぶる嬉しそうな顔をした羚汰が顔にキスを落とす。

「怒ってないけど...」

「けど?」

「...やしい」

羚汰のキスが止まって、また顔が覗き込まれる。

「ん?」

「なんか、...悔しいのっ!」

そう言うと、また羚汰が笑い出す。

「なんで〜?」

「...私ばっかドキドキしてて、羚汰はいつもヨユーじゃない?」

ふっと羚汰から笑顔が消える。

「俺もいつもドキドキだよ?」

「うそ...」

真剣な眼差しに、またドキドキが加速する。

「稜とこうなる度に、すっげードキドキする」

稜の手が羚汰の心臓のあたりに持っていかれる。
確かに、鼓動が早く感じられる。

「今日は特に、稜がいつもよりスゲー可愛くて、ホントにヤバイ」

軽く唇が触れて、吸われる。

「私も。羚汰が素敵過ぎて、ホントにヤバイ」

真似をしてそう言うと、羚汰に笑顔が戻る。

2人で笑いあってキスを繰り返す。

「...稜、もっかい言って?」

「えー、また?」

「仕切り直し!」
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