この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
NEXT 【完結】
第53章 旅行 〜後編〜
ゆっくりと羚汰の上にまたがる。

羚汰に位置を修正されながら、ゆっくりと先をあてがい体を落としてゆく。
十分過ぎるほど濡れたそこが、大きな先を咥えたのがわかる。
軽く身震いがして体が外れそうになるが、羚汰が腰を掴んでいたなんとか免れ、その大きさが馴染むのを待つ。

「んっ、...はぁっ、おっき」

「稜がシタんじゃん?」

少し苦しいような声がして、目を開けて羚汰を見る。

「っ!...ホントにヤバイ」

「ああっ!」

掴まれていた腰が動かされ、一気に奥まで深く繋がった。

「...っんっ、はぁあっ」

「...はぁっ」

下腹部に圧迫感と全身に走る快感になんとかこらえてると、同じくこらえるように静かに吐息を吐く羚汰に気づく。

そうよ。自分から動かなきゃ。

羚汰のお腹に手をついて、ゆっくり腰を動かしてゆく。

気持ち良くなって欲しい。
そして何より、声が聴きたい。

「...っ....ふ」

「...はぁ...気持ちイイ」

ぼそっと独り言のように羚汰が漏らす。

その声がとても色っぽくて、ぞくぞくっとしてしまう。
思わず締め付けていたようで、自分の体に余計に快感が走ってゆく。

いつの間にかつないだ手に力が入る。

「...っっ、...はっ...んぅ」

「...稜?」

体を逸らすようにして悶えながらも声を上げまいと動く稜に、羚汰が気付く。

「...っ何?声っ...ガマンしてんの?」

「...んな....ことっ....なぃ」

顔を背けてなんとか答えると、羚汰がふふっと笑って、つないだ手を引き寄せる。
しっとりした体が重なって、きつく抱きしめられる。

顔にかかる髪をよけられ、顔を向けられると、疑うような目で見られて、言葉を失ってしまう。

また少し笑った羚汰が、耳元で息を吹きかかるようにワザと囁く。

「いいよ。ガマン出来なくしたげる」

「えっ...」

口が重なって、次の言葉を飲み込む。
舌が踊って息が出来ない。

その合間に、羚汰が下から突き上げ始める。

「ふわっ...ちょ、まあってっ、ぁあっ」

反りあがりそうになる腰を羚汰の腕が抱え込んで逃れることはできない。

「んんっ、あっ、ちょっとっ」
/1240ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ