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NEXT 【完結】
第58章 3週間ぶり
胸の上あたりで服がとどまっていて、煩わしい。
腕を通してその服を脱ぎ去る。

少し落ち着いたのか、肘から先で床を押すようにして、羚汰が上半身を起こしている。

ドアのある入口から、いつの間にか少しずつ移動をしていたようで、羚汰の上半身のあたりから少し広くなっている。
ベッドまでもう数歩だ。

いい加減、この狭い場所は嫌だ。

ベッドは、通常のダブルベッドより少し大きそうだ。
薄暗い少し離れた場所からでも、そのふかふかさは判断できる。

体を起こしかけている羚汰に、柔らかく唇を重ね、その口の先で囁く。

「ベッド、行こう?」

立ち上がって行こうとする腕を引っ張られ、ぐるりと体が入れ替わりまた稜が絨毯の上に仰向けになる。

「ひゃ!」

「ダメ。もう待てない」

そう言って、下唇を噛むようにキスをしてくる。

「羚汰っ...んっ」

少し乱暴なぐらいの力で、太ももに指がかかり、持ち上げられ大きく広げられる。
その場所が空気に触れて、今更ながら恥ずかしさがこみ上げる。
手を伸ばしてその場所を隠そうとするも、羚汰の指が稜の手を押しのけ撫で回す。

「んっ...」

濡れ具合を確認したのか、ふっと笑って体を少し離した。

もっと触って欲しい。

物足りないその刺激に、離れる羚汰に手を伸ばす。

「...ちょっと待って」

伸ばした手が指を絡めてつながる。
ふふっと笑ったもう片方の手にはいつの間にか小さなモノがあって、口と手で器用にその袋を開けている。

ああ、入ってくる...。

そう思うと、広げた中心にまた自然と潤いが増してくる。

素早くゴムを着けた羚汰のモノが、蜜を垂らすその場所にあてがわれ、小さく移動を繰り返す。

「...スゴイ。音がする」

「やっ」

確かに、そこでにちゃにちゃと嫌らしく水音がしている。
だがそんな音よりもその固くなった存在が早く欲しい。

「あっ...んっ...りょうった」

入口で固くなったモノがこすれて、その刺激に軽く電気が走る。

早くもっと奥に欲しい、そう言おうかと喉の先まででかかって、羚汰を見つめる。
目が合って、互いに顔を近づけて舌を絡ませる。

二人の吐息の合間に、両方からイヤらしく水音が聞こえる。

「...んっ、んふっ」

「はっ、もう俺も限界」

そう言うと同時に、羚汰がぐっと腰を進めた。
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