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第59章 ハルノナヤミ
部屋の中がいつになく明るい。
マンションの部屋で朝から重なることも多いが、流石にカーテンは引いていて、ここまで明るいことは無い。

羚汰の細かな表情や息遣いが見えて、ゆっくりした動きながらも、稜は限界に近づいていた。

さっきから散々焦らされていたのもあったかもしれない。

好きな体勢で、少しながらも自分から腰を動かしているセイかもしれない。

見つめ合いながら、時折キスを交わし大きくなりそうな波に身を任せようとした時。

「...ひゃああっ、あっあっ、待って、はげしっ」

ゆっくりだった羚汰の動きが、稜の腰をつかんで激しくなる。

「だって、“どっちも”でしょ?」

「ふえっ、んああっ、あああっ」

羚汰がなにか言った気がしたが、下から突き上げを激しくされて、もう稜の耳には入らない。

2人の体が抱き合ったまま、稜を上にして横になるようにベッドに沈んだ。

羚汰の手が大きく稜のお尻を広げるように掴み、そのナカを音が響くほど激しく突き上げる。

「ああっ、くるっ、きちゃうっ...。んはっ!!」

稜の体が大きく震えて果てても、羚汰の動きは止まらない。

「んああっ、らめっ、まらっ、んんんんっ!」

斜め上へと伸び上がるように、稜の体が飛び跳ねる。

その体を抱きしめるようにして、羚汰は体を反転させ、稜の体をベッドに寝かせる。

「...羚汰っ」

荒い息をなんとか繰り返しながら、羚汰を睨む。

羚汰の親指が目尻の涙を拭き取り、そのまま舌を出して舐めとる。

「だって、どっちも好きだって言うからさ。期待に応えないと」

にやりと笑いながら、舐めまわしたその指を稜の大きくなった膨らみに近づける。

「んぁああっ、それっ、それだめぇえっ!!」

繋がった部分も動かしながら、その姿を表している突起を親指でこね回され、稜の体が反り返る。

「...だって、稜が教えてくれないからさ。カラダに聞くしかないよね?」

いつの間にか耳元で羚汰がそう囁いていて。

稜は、意識が飛びそうになるのを必死で堪えていた。

「んぁっ、あっあああっ、またっきちゃうっ」

「何度でもイって?」

羚汰にきつく抱きしめられながら、もう何度目になるかわからない絶頂を迎えたー。




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