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NEXT 【完結】
第60章 Downstairs
「?別になんも無かったけど?」

リビングに戻って、またヘッドホンをかけて音楽を聞いている稜に話しかける。

「嘘っ!...終わったのかな」

何やら独り言のように呟いてから、恐る恐る寝室に向かっている。

「??何?ゴキ〇リでも出たとか??」

「...近いかも」

確かにあの体に走る嫌悪感は、ゴ〇ブリに近いものがある。

寝室に頭を突っ込んで確認するも、何も無かったかのように静まり返っている。

「せっかくベッドのいいの買ったんだから、ベッドで寝なよ」

羚汰に後ろから抱きしめられる。

「ってか、このパジャマってことはー、終わった?」

最近は、月のものが来ている時は分かりやすいように、パジャマを変えている。
いつものパジャマになっているのを羚汰が目ざとく気づいたらしい。
上にガウンも着ていたのに。

「...うん」

「マジ!?シャワー浴びて来るから、ベッドで待ってて」

キスを軽く交わしてシャワーに消えていった。

布団をソファから持ち帰り、ベッドに入ってみる。
稜も手足が伸ばせないソファの上で一晩の眠りにはつきたくない。

大急ぎでシャワーを浴びた羚汰が戻ったきた。

「ごめん。待った?」

稜は首を振る。

「ラムがさ。やっぱなんか臭うんだよねー」

羊肉や羊のチーズは、稜はそこまで嫌に感じないが、羚汰は苦手らしい。
何日か前からラム(羊)フェアらしく、お店がラム臭いとの羚汰がボヤいている。

「あー、稜のいい匂い」

布団の中で抱きしめた稜の匂いをかぐ。

「ふふっ。くすぐったい」

パジャマの上から体をまさぐられ、顔じゅうにキスが落とされる。

舌が絡まっている間にボタンが外され、胸の膨らみがゆっくり形を変えるように揺れ動かされる。

「っ...」

指によって弄られて固くなった先で、羚汰の舌が踊る。

久しぶりに感じるその感覚に、稜の吐息が荒く、色を帯びてくる。

「...んっ...はぁっ」

パジャマを脱がせると、横が紐のあのショーツが現れる。
薄い布の上から、何度か指を往復させ、耳元で囁く。

「これ...。稜もシたかったんだね?」

嬉しそうに羚汰がその紐の片側を解く。

「ぁ...」

片側の紐を残したまま、少し現れたその茂みに指をすべらせる。
湿り気を帯びていたその場所は、羚汰が指で弄ると、稜の体が小さく波打つ。

「んっ」
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