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NEXT 【完結】
第60章 Downstairs
そこから始まる羚汰の動きに、時には手で口を覆って。
時には、シーツを噛んで耐えた。
そんな稜の声を出させようと、羚汰もあらゆる角度から攻めてくる。

「っん!...んんんっ!!」

何度もイかされて、息使いは激しくなってしまう。

こんなに声を押さえるのが大変とは思わなかった。

目には涙が滲んで、息が苦しい。

「...そんなしてたら、苦しいだろ。ほら」

四つん這いの体勢から、肩の辺りが引っ張られて起こされてゆく。
それまで、顔をベッドに付けるようにして耐えていたが、この体勢では手さえも使えない。

羚汰の舌が、うなじから肩を這って、振り返るように稜が顔を動かした唇にも舌を伸ばす。
指は胸と、繋がった近くの膨らみを同時に刺激して、稜を果に追いやる。

「はぁっ、...ダ...メ...っ、んふうっ!」

バランスが悪く、イった体が大きく揺れ、ベッドに倒れ込む。

「くっ。...稜、ガンコだね」

稜の汗ばんだ体をまた変えながら、羚汰が少し笑ったように囁く。

「でもこれはこれで、エロくていいけどね」

「だってー。んっ...」

仰向けになった体を抱きしめるようにして、口を覆っていた手をベッドに固定する。

ねっとりと舌が交わされ、ゆっくりだった羚汰の動きが次第に大きく打ち付けるようになってゆく。

「...ほら、声出してっ」

「んぁあっ、...はぁあっ、んんっ」

抱きしめられた腕の中で首を振るも、稜のポイントをついた攻めに声が幾分出てしまう。

嬉しそうに微笑んだような羚汰と目が合って、稜は自分のナカがそれまで以上にきゅううっとなったのがわかった。

「はっ、ヤバっ。...もう限界っ」

そう言ってラストスパートがかかる。
もう声がどうこうは諦めたらしい。

「ああ、稜っ。イクよ?」

稜は洗い呼吸を繰り返しながら、なんとか縦に首を振る。
声を出さまいと思っていたが、もう出すような余裕すらなく激しく息を繰り返すだけだ。

「あっ!くっ...はぁっ...」

羚汰が腰を掴んで、最後の力をふり入れ、ナカで欲を出し切る。
ゴムの中ではあるが、その熱い熱が注がれるのを感じて稜も果てる。




「なんか...いつもと違ったね」

稜の体をいつものように後ろから抱きしめて、羚汰が笑う。

「うん」

目の前にある羚汰の指に、稜は自分の指を絡める。
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