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第67章 予定
この体勢は、当然ながらとっても恥ずかしい。
泡がついて少しぬめった体の前面が羚汰に密着している。

「ちょっと。もう大丈夫だから、離して?ほら、手が痒いとこに届かな...」

ぎゅうっと抱きしめられているので、当然ながら手が届かない。

「そんなのウソに決まってるじゃん」

そう言いながらも、頭から顔に垂れてくる泡が沁みるのか、体を少し離してその泡をぬぐう。

抱きしめられた時に、そんな気はしたんだけど。

「じゃ、もう流そ?」

「いーよー。そのかわり、このままね」

羚汰の指が胸の膨らみを滑って、固くなりかけている先に到達する。
指の腹で優しく捏ねられて、シャワーを取りかけていた稜の体が浮く。

「ひゃっ」「おっと」

また羚汰が抱きしめて、そのまま笑って首筋に顔を近づけ、唇を押し付ける。

笑う吐息がかかってくすぐったいのとぞくぞくするので、体がうねってしまう。

「もう。羚汰、流せないよー」

シャワーを羚汰の頭にかけるも、上手くいかない。

「じっとしてっ!」

ちょっとキツめに声が出てしまう。
羚汰は少ししおらしくなって、稜の前でじっと止まった。
目を閉じて顎を少し上に向け、キスをするかのように待っている。

「はーい。流して?」

そんな羚汰にドギマギしながら、ゆっくりシャワーで泡を流してゆく。

「はい。じゃ、コンディショナーね」

コンディショナーをつけて、羚汰の髪を後ろへと撫で付ける。

泡もなくなった濡れ髪の羚汰が長い睫毛を閉じている。
綺麗なその顔を間近で見つめると、惚れ惚れとするぐらい色っぽい。

「...まだ流さないの?」

羚汰が片目を薄く開けて、伺っている。

「うん。ちょっと置いた方が、いいから」

「ちょっとって?どのぐらい?」

「え?5分...ぐらいかな」

稜は自分が髪を洗った時は、コンディショナーを置くあいだに体を洗ったりする。
羚汰は髪が短いし、5分ぐらいでいいだろう。

「へー。そんなことした事ないや」

「寒い?一旦湯船に入る?」

「ううん。それより、稜が泡だらけ」

さっき倒れかけたので、稜も泡がついている。
時間で少し泡が落ちてきているものの、まだぬめっとしている。

「流してあげる。貸して」

シャワーを出して稜の体を羚汰が流してゆく。
片手で稜の体をなぞりながら、シャワーを当てて流してゆく。
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