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NEXT 【完結】
第67章 予定
8月まで、あと4ヶ月だ。
きっと、あっという間にやってくる。

「パスポート、大丈夫かなぁ」

「おっと。確認しといてよ?」

くすくす笑いながら、羚汰の手がパジャマの下から手を入れ、腰を触る。

「っ!」

羚汰の手を追いかけて軽く押しのけようとするも、羚汰の唇が耳にキスを始めた。

「ひゃっ!」

「でもその前にさ、稜の誕生日が来るよね〜」

5月20日は、稜の31歳の誕生日だ。

「何が欲しい?何が食べたい?それともどっか行きたい??」

耳元で囁きながら、腰の手がゆっくり肌を這って上へ登り、胸を広げた指で柔らかく揉み始めた。

「ちょっと、羚汰っ」

「なーに??」

楽しそうに笑う羚汰に対し、稜は軽く抵抗しながらもその気持ちよさにくらくらしてきた。

耳元を這っていた唇も、舌が出てきて舐め始めている。

「温泉とか行く?それともテーマパーク的なとこ??」

「...んっ、お金、やっ...だから、いいよぉ...」

胸の先が摘まれて、声にならない。

「んー?聞こえない。気持ちいいの?」

「違っ、イタリアで使うから、節約しなきゃっ」

振り返った稜の顔に羚汰の舌が伸びてきて、唇を舐める。

「それとこれとは別じゃね?」

顔をぐいっと固定されて、羚汰の舌が入ってくる。

「んふっ...んっ...」

キスをしながら体がソファの上に倒される。

「ま、いいや。それも、また考えといて」

お腹の上にキスをして、少しづつパジャマをたくしあげながら上がってくる。

「羚汰っ、...あっ、あっち、行こう?」

「んー?ベッドってこと?」

胸に到達した舌が、艶めかしく舐め回している。

稜は体をビクっとさせながら、こくこくと何度も頷く。

「えー。久しぶりにココでしたい」

ココとは、ソファの事で。

確かに私もここでするのは好きー、じゃなくて。

「あっち、用意してるんっ...のっ」

口の中で転がしていた胸の先を咥えたまま羚汰の動きが止まる。

「おふい?」

唾液の糸を垂らしながら、羚汰の唇が離れる。

「用意?何の?」

羚汰の顔が近づいてきて、至近距離に覗きこまれる。

「...向こう行ったらわかるよ」

上がった息の中でなんとかそう言うと、羚汰が笑っている。

「ふーん?じゃ、行く?」

起き上がった羚汰に腕が引っ張られ、寝室へ向かった。
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