この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
Cynical moon〜冷たい月
第1章 百貨店の男
この百貨店の店員は貴子より二つ年上の32歳で、婚約者がいた。
顔は、スッとした爽やかな感じで、髪は短めのショートのイケメンだった。
「有馬さんって言ったわね。このお店でいいかしら?」
高級有名寿司店の前で貴子が言った。
有馬は、お得意様の貴子に今日は何百万円もの買い物をして貰い有難かったが、
超高級寿司店の食事代は、サラリーマンの彼には重い。
だが、お得意様だし、気を悪くさせたらいけない。
「はい、大丈夫です。素敵なお店ですね。」
のれんをくぐり、カウンターの隅に貴子が座った。
どこにも値段が書いて無い…
有馬はドキドキしながらカード払いができるのか
気が気では無かった。
最終的には、身分証を置いて明日にでも支払いにくればいいか…なんて思っていた。
おまかせで寿司が出てくる
美味し過ぎてよくら分からない…
貴子は店主と話しながら食べている。
「有馬さん?」
何度か貴子が呼んだようだったが、有馬は気づかなかった。
「申し訳ありません。美味しくて味に浸ってました。」
貴子は笑みを浮かべ
「お酒飲めますか?」
お猪口を有馬に渡し日本酒を注いだ。
「あ…美味しい。まろやかでいい酒だ」
有馬は日本酒が好きで、あちこちの酒を飲み比べたりしていた。
「美味しいでしょ?マスターの故郷のお酒よ」
貴子はそう言いながら、有馬の膝に手を置いた。
有馬はドキドキしながら、寿司に目をやろうとすると
貴子の胸元から白い柔らかそうな乳房が見えた。
視線を落とすと、パンツが見えそうなくらい、スカートがあがっていて、
白いすべすべな感じの太腿が見えた。
思わず唾を飲み込み、気にしていない振りをして、
握りを手に取り、口に持っていくときに落としてしまった。
鮨は貴子の両方の太腿の間に落ち、拾っていいのか、躊躇ったが、取りやすいように身体を貴子は避けたので、
拾った。
「申し訳ありません。申し訳ありません。」
有馬は謝りながら、店員からおしぼりを貰い貴子の太腿を拭いた。
「キャッ」
貴子は悲鳴をあげた。
一瞬よく分からなかったが、おしぼりが熱かったようだった。
有馬はまた謝り、困惑していた。
顔は、スッとした爽やかな感じで、髪は短めのショートのイケメンだった。
「有馬さんって言ったわね。このお店でいいかしら?」
高級有名寿司店の前で貴子が言った。
有馬は、お得意様の貴子に今日は何百万円もの買い物をして貰い有難かったが、
超高級寿司店の食事代は、サラリーマンの彼には重い。
だが、お得意様だし、気を悪くさせたらいけない。
「はい、大丈夫です。素敵なお店ですね。」
のれんをくぐり、カウンターの隅に貴子が座った。
どこにも値段が書いて無い…
有馬はドキドキしながらカード払いができるのか
気が気では無かった。
最終的には、身分証を置いて明日にでも支払いにくればいいか…なんて思っていた。
おまかせで寿司が出てくる
美味し過ぎてよくら分からない…
貴子は店主と話しながら食べている。
「有馬さん?」
何度か貴子が呼んだようだったが、有馬は気づかなかった。
「申し訳ありません。美味しくて味に浸ってました。」
貴子は笑みを浮かべ
「お酒飲めますか?」
お猪口を有馬に渡し日本酒を注いだ。
「あ…美味しい。まろやかでいい酒だ」
有馬は日本酒が好きで、あちこちの酒を飲み比べたりしていた。
「美味しいでしょ?マスターの故郷のお酒よ」
貴子はそう言いながら、有馬の膝に手を置いた。
有馬はドキドキしながら、寿司に目をやろうとすると
貴子の胸元から白い柔らかそうな乳房が見えた。
視線を落とすと、パンツが見えそうなくらい、スカートがあがっていて、
白いすべすべな感じの太腿が見えた。
思わず唾を飲み込み、気にしていない振りをして、
握りを手に取り、口に持っていくときに落としてしまった。
鮨は貴子の両方の太腿の間に落ち、拾っていいのか、躊躇ったが、取りやすいように身体を貴子は避けたので、
拾った。
「申し訳ありません。申し訳ありません。」
有馬は謝りながら、店員からおしぼりを貰い貴子の太腿を拭いた。
「キャッ」
貴子は悲鳴をあげた。
一瞬よく分からなかったが、おしぼりが熱かったようだった。
有馬はまた謝り、困惑していた。