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ステップ☆アップ☆ラヴァーズ
第38章 お口で

周くんも顔をしかめている。
なんだかややこしそうだ。
「今日、駅で婚約者って人に声かけられて。なんか怪しいなって思ったんだけど、俺のことも母さんのこともちゃんと知ってるみたいだったし。あ、奈緒姫のこと待たせてごめん。あんなに時間かかると思わなくて」
「そんなのいいよ。お父さんの話だって大事なことだから」
ちょっとだけ寒かったけど。
ごめん、と周くんは小さく謝る。
「で、なんか、婚約者の女の人ね、前園さんっていうんだけど、その人が言うには、父親が俺に会いたがってるみたいなんだ」
なんだかややこしそうだ。
「今日、駅で婚約者って人に声かけられて。なんか怪しいなって思ったんだけど、俺のことも母さんのこともちゃんと知ってるみたいだったし。あ、奈緒姫のこと待たせてごめん。あんなに時間かかると思わなくて」
「そんなのいいよ。お父さんの話だって大事なことだから」
ちょっとだけ寒かったけど。
ごめん、と周くんは小さく謝る。
「で、なんか、婚約者の女の人ね、前園さんっていうんだけど、その人が言うには、父親が俺に会いたがってるみたいなんだ」

