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少年悪魔
第11章 伝わる想い
クラスの宣伝担当が配っていたものを貰ったにしてはチラシの量が異常なくらい多い。
あまりの多さに疑問を持った遥斗が訊ねる。
「何でレイがこんなに持ってんの?」
「繭ちゃんが持ってたんだけどさ、チラシは俺とのデートに邪魔だからハルが配っててよ」
「……………は?」
遥斗の機嫌が途端に悪くなる。
「聞こえなかった?俺と繭ちゃん、デートするから代わりにチラシ配ってねって言ったんだけど」
「何言ってんの?」
遥斗が礼也を睨みつけていると、漸く追いついた繭が現れた。
あまりの多さに疑問を持った遥斗が訊ねる。
「何でレイがこんなに持ってんの?」
「繭ちゃんが持ってたんだけどさ、チラシは俺とのデートに邪魔だからハルが配っててよ」
「……………は?」
遥斗の機嫌が途端に悪くなる。
「聞こえなかった?俺と繭ちゃん、デートするから代わりにチラシ配ってねって言ったんだけど」
「何言ってんの?」
遥斗が礼也を睨みつけていると、漸く追いついた繭が現れた。