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少年悪魔
第2章 誕生日の夜



外はすっかり暗くなっていた。空に星はあまり見えないが、満月が浮かんでいる。
学校は閑静な場所に建っているため大通りに出るまでの道は静かだ。
湿気のせいなのか、なんだか気持ちの悪い空気がまとわりついていた。
早く大通りへ出ようという気持ちが、自然に繭の歩みを速くする。


「――みぃつけたぁ…」


その声と目の前にいる黒い異形の姿に、繭の足が止まる。
目が合うと、異形がにぃ、と不気味に笑った。
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