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少年悪魔
第5章 青年悪魔
「そっか、なら良かった!繭ちゃん本当にごめんね!」
見知らぬ男から自分の名前が出たことに、繭はもともと男に対して抱いていた警戒心を強めた。
「……誰、ですか。なんで名前…」
「ああ、回答ついでに自己紹介しようか。名前は松永礼也(まつなが・れいや)。何となく判ってるだろうけど悪魔だよ。ちなみに今年二十六歳の社会人ね。皆からはレイとかマツとか色々呼ばれているけど、まあ好きに呼んでくれて構わないよ。繭ちゃんのことはハルから聞いてるから知ってる、で答えになってるかな?」
見知らぬ男から自分の名前が出たことに、繭はもともと男に対して抱いていた警戒心を強めた。
「……誰、ですか。なんで名前…」
「ああ、回答ついでに自己紹介しようか。名前は松永礼也(まつなが・れいや)。何となく判ってるだろうけど悪魔だよ。ちなみに今年二十六歳の社会人ね。皆からはレイとかマツとか色々呼ばれているけど、まあ好きに呼んでくれて構わないよ。繭ちゃんのことはハルから聞いてるから知ってる、で答えになってるかな?」