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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第10章 大人の玩具-杏side-
「ダメ…これ以上されたら・・・」
「されたら?」
語尾を濁した私を彼の低い声が詰る。
「されたら、どうなるんだ?杏…言ってみろ」
「…言えない」
私は羞恥心から口を閉ざしてしまった。彼には何度も辱められているが。
これ以上は・・・
「杏は俺を判っていないな・・・」
帝さんは結んでいたネクタイを外して、膝の上に座って居た私を前に突き倒した。
前のめりに倒れ込んで体勢を崩した私の両腕を後ろ手にネクタイで縛りあげ、拘束する。
「帝さん!?」
「素直にイクと言えばいいのに…杏は俺に苛められたいらしいな」