パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 パーティの夜―帝sideー

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

俺は車を運転し、香芝副社長宅を目指した。

「優也も芸能界に復帰する」
社長秘書の近藤優也(ｺﾝﾄﾞｳﾕｳﾔ）の祖父は亡くなられた前当主の執事を務めていた。
今はひっそりと自身の田舎である群馬に帰り、隠居生活を送っている。彼自身は元新鋭の舞台俳優。俳優業を休業し、ずっと社長秘書を務めていた。

最近、仕事に復帰。社長の話によると本格的に俳優業を再開するようだ。


優也のコトも有り、神宮寺社長はこの俺に肩入れをしているのか。

信用していない俺を必要だと言うなんてよっぽど切羽詰ってるのか？