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ギルディ~S系エリートと鳥籠の令嬢~
第11章 パーティの夜―帝sideー
俺はお爺様の言い放った言葉に驚愕した。

「誤算って?」

「私は娘が欲しかったんだ。瑛子に似た美しい娘が・・・」
「お爺様の考えているコトが判りません」
「私は芸術家だ。子供のお前には理解出来ないと思う」
「理解したくもありません」

13歳の俺には衝撃的でお爺様のそばから離れ、館内を飛び出す。

お爺様と亡くなった母さんが・・・

実の親子が男女関係に落ちるなんて、理解し難かった。

近新相姦ーーー・・・

禁忌の関係。
俺はその禁忌の中で産まれた子。

生まれながらにして罪を持ち、この世界に生まれて来た。

その事実に涙が溢れ、忌まわしい自分の存在を消したくなった。

母さんは死ぬまで…俺のコトを考え、父親が誰なのか?一言も話してくれなかった。
こんな残酷な形で知りたくなかった。
母さんの口から事実が知りたかったーーーーー・・・

俺はこれから実の父親であるお爺様とどう向き合えばいいんだ!?











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