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朏の断片
第4章 #4


水気を含んだ黒髪が冷たい。というか上田自体が冷たい。


「ちゃんとお湯出せたん?」

「頭冷やそうと思ってだいぶ冷たくしてた。気持ちいい?」


冷えきった手で顔を撫でてくる。火照る体の熱を吸い取るようで気持ちが良かった。


「マサキが風邪ひいたらシャレんならん」

「うつしていいよ」


抱き寄せると全身から熱が混ざりあう。足を絡めてきた上田に欲情は限界まで高まる。


「どうして我慢してるの」

「……どうしてやろな」


上田の静かな問いかけは感情が読めず。目を閉じてこのまま眠ってしまいそうな頬を撫でてみた。


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