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リベンジ!
第10章 挨拶
区役所に提出した婚姻届は、あたしの緊張とは裏腹に呆気なく受理された。
「ねぇ、隆盛?
まだ、挨拶もしてないのにあたし達、夫婦になってるけど…。
何で、今日なの?」
きちんと挨拶したいと言ってくれたのは、隆盛だ。
なのに区役所には、許可を貰うことなく婚姻届を提出してしまってる。
矛盾してないかしら?
「だよな…
でも俺、本当は昨日…新菜の誕生日に籍を入れたかったんだ。
お前が邪魔するから入れそこねた。
まぁ、お前の誕生日の次の日が、結婚記念日ってのも悪くないと思って。
年に一度の記念日には、一昼夜かけて目眩く快楽の夜にしような。
許可もなく籍を入れたのはフライングになるけど…
まぁ、そこは黙っとけよ。
ちゃんと挨拶するし
今更逃がさないから! 」
熱く語る隆盛に、タジタジになってしまう。
「もう逃げないよ!
それにしても隆盛ったら、意外にロマンチストなんだね。記念日にこだわるなんてさ。」
「ははっ。ロマンチストかぁ…
本当は、早く俺の物にしたくて待ち切れない駄々っ子かもだぜ?」
ふふっ…その方が隆盛らしい。
本当か嘘か、まぁどうだっていいや。
その言葉は、心の中でコッソリと呟いた。
「ねぇ、隆盛?
まだ、挨拶もしてないのにあたし達、夫婦になってるけど…。
何で、今日なの?」
きちんと挨拶したいと言ってくれたのは、隆盛だ。
なのに区役所には、許可を貰うことなく婚姻届を提出してしまってる。
矛盾してないかしら?
「だよな…
でも俺、本当は昨日…新菜の誕生日に籍を入れたかったんだ。
お前が邪魔するから入れそこねた。
まぁ、お前の誕生日の次の日が、結婚記念日ってのも悪くないと思って。
年に一度の記念日には、一昼夜かけて目眩く快楽の夜にしような。
許可もなく籍を入れたのはフライングになるけど…
まぁ、そこは黙っとけよ。
ちゃんと挨拶するし
今更逃がさないから! 」
熱く語る隆盛に、タジタジになってしまう。
「もう逃げないよ!
それにしても隆盛ったら、意外にロマンチストなんだね。記念日にこだわるなんてさ。」
「ははっ。ロマンチストかぁ…
本当は、早く俺の物にしたくて待ち切れない駄々っ子かもだぜ?」
ふふっ…その方が隆盛らしい。
本当か嘘か、まぁどうだっていいや。
その言葉は、心の中でコッソリと呟いた。