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リベンジ!
第14章 新生活
ひと月は、あっという間で

ようやく隆盛と一緒に暮らす生活にも慣れて来た。



「ただいま〜。ハイ、これプレゼント。」

手渡されたのは、薔薇色のリボンがかけられたキラキラした箱だ。

「なぁに?何かの記念日だった?
今日は、病院に検診しにいくでしょう?」

「 検診の前に…ご褒美だよ。空けてごらん。」

あたしは、薔薇色のリボンを解いてキラキラした箱を空けてみた。


「 これがご褒美?…これベビードールでしょう?ランジェリーだよね。あたし、妊婦さんだよ?こんなの着れないじゃない。」


シースルーの黒いレース編みに深いピンク色のリボンが真ん中についたベビードールは、小悪魔的で可愛かった。

ただ、ショーツは紐付きでレース編みのティーバッグだ。
布地が少なく妊婦が履くものでは到底ない。

「 新菜が、子供を産んで落ち着いたらコレを着せてヤリたいなぁなんてな…。まだ、そんなにお腹でてないから大丈夫だろ?
ちょっと着てみないか?」

「イヤよ…こんなの恥ずかし過ぎる。今は、妊婦だし…検診に行かないと…。」


「 もう安定期だから大丈夫だよ。お腹の膨らみは少しだし、ベビードールだからお腹は隠れるだろ?脱毛処理も完璧だしな。」


そう…昨夜、隆盛は嫌がるあたしの陰毛の脱毛を敢行したのだ。

しかも、パイパンにまでする念の入れようで完璧な脱毛を行った。


「 ねぇ…隆盛?まさか、これの為じゃないでしょうね?あんな恥ずかしい脱毛処理。ご褒美だなんて、罰ゲームの間違いでしょ! 」

隆盛は、あきらかにギクリとしながら

「いやいや〜、妊婦は検査の度に、彼処を見られるんだぜ。処理はしとかないと…。」


「そんなこと言って、検査って病院がお休みの時に隆盛だけがしてるじゃない?セクハラめいた検査をね!
それに…全部脱毛するなんて、余計恥ずかしいじゃないの! 」


「まぁ…そうだけど…新菜も脱毛…楽しんだじゃない?」

「……///。今度からは、自分で処理するから…。」

「何で?あんなに濡らして…気持ちイイって喘いでたじゃない?また、してあげるからね。」


冗談じゃない…あんな恥ずかしい思いはもうゴメンだ。
あたしは、昨夜の恥ずかしい脱毛を思い出して顔を赤らめた。


隆盛が、悪い顔でニヤリと笑う。


「 頑張ったご褒美だよ。」


……
…………


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