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第8章 真実の行方

「そろそろ出よう。家で飲み直さないか？お前が抱きたくなってきた。」


ズイッとあたしの隣へ座り直し、耳元で囁かれた声が、これからの行為を想って欲情し、キュウンと濡れだす。


「新菜？…お前、濡れてるの？目が潤んでる。」


また、耳元で囁き、妖しく嗤った。


「ま、まさか！」
り、隆盛がそんな目で見るから、変な気持ちになるんじゃない？


太ももに手を置き、つぅーっと滑らせると
「脚…開いて？濡れてるなら、お持ち帰りだ。濡れてないなら…濡らしてやる。」

「あっ、ちょ、止めてよ！開くわけないじゃない！
濡れてないって！」

そんなとこ触られたら、感じてしまうに決まってる。
あたしは必死で膝に力を入れる。

どっちにしても、あたしは貞操の危機じゃない？


周りにお客様が居ないのをいいことに、隆盛は無理矢理に脚を押し開き内腿を撫でまわす。

やがて、ショーツの股上からゆっくりと上下へ撫で上げた。

焦らすような上下の動きに、あたしをすぐさま堪らない気持ちさせた。

あたしの感じやすい秘粒を見けると、爪を立て小さな円を描くように的確に強く攻められた。


「あっ、そこはダメだって！触んないでよ！」


身をよじって抵抗したが、隆盛は強引に任務を敢行する。
ショーツの脇から、スルリと指を入れられた。

にゅる…にゅる…クチッ…クチュ…。

隆盛の指が、あたしの中の縦線を撫でズブリと刺し抜かれる。

直に触られる刺激は、震えがくるほど甘美で堪らない。

あたしの邪な想いを指で感じてか、すぐに二本目をズブリと挿し込み、ぬかるみをかき混ぜ、挿し入れた指を抜いてあたしに見せつけた。

指を開くと妖しく粘液の糸が引いていた。

…濡れてる。


「見ろよ！これ？」


あたしの目の前で、中指と人差し指を擦り合わせゆっくりと何度も開いたり閉じたり透明な粘液の糸をニチャニチャと伸び縮みさせる。

「ほら、よく見ろよ！
新菜の身体は欲しがってこんなだ。
ヤバイ、これはクルな。」

隆盛の愛欲を孕んだ流し目であたしを視姦すると、その指をペロリと舐めた。


「お持ち帰り決定だ。早く俺のを…其処に挿れたい。」