この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
リベンジ!
第10章 挨拶
あたしは、優花がこんなにも苦しんでいたのに…何もできなかったんだと思うと、激しく落ち込んだ。

優花を責めていた自分や、自分の事しか見えて無かったのが恥ずかしい。

あたしが、優花と隆盛を信じて素直に打ち明けていたら、優花の苦しみを分かち合う事も出来たかもしれない。

「あたし、子供過ぎて何も見えて無かった。優花…本当にゴメン…。」

「 何言ってるの、新菜は悪くないよ。
新菜が事情を知って慰めてくれたとしても、あの頃の私は…きっと素直に受け取れなかったと思う。
昔があって今があるのよ。私達、今はとっても幸せだよ。次は、新菜の番だからね! 」

優花がニッコリと微笑み、婚姻届の証人にサインしてくれた。

優花は、本当に幸せそうだ。
内側から、滲み出るように輝く笑顔を浮かべているのだから。

翔平がひまりちゃんを抱き上げて

「 隆盛は、昔っから新菜が好きだったからな。良かったよ、無事出会えて。こいつは変態で、ねちっこいエッチが好みだけど、本当にいい奴だから末長くよろしくな! 」

「 ……。」

「あははっ
言えてるよね〜。」

ゲラゲラ‼︎っと大爆笑の中、三人でニヤニヤしながらあたしを見て笑われる。


むむっ
何よっ!皆して…

あたしは、まったく笑えず黙りこんだ。


「 新菜って、相変わらず真面目よね。冗談じゃないの?」

優花が笑うと

「 俺は、新菜のクソ真面目な所を崩すのが堪らないからいいんだよ。」

隆盛もニヤリと笑う。

「 でた!マニア!新菜も大変だね。」



ハア…もう〜‼︎
こんな人と結婚していけるか不安になってきた。



/164ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ