この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
理想と偽装の向こう側
第21章 逆転
水曜日

「あら、おめでとう」


黎子をPiazzaに呼び付けて祝賀会をする事にした。


気前良く来てくれたけど、水曜日はいつも暇なんだろうか? 


「ありがとう~!黎子には感謝してます!ハイネケン以外は奢るから食べて~!」


私の言葉に


「逆じゃないのね…」


「冗談だよ~!今日は、全部奢り~!」


「いいわよ!」


「あっ、でもね!小田切さんと同棲してから殆どお金使わなくなってたから、最近貯金にも余裕があって!」


「へぇ~小田切効果は凄いわね。嘉之には貢いでたようなもんだし。買った絵はもう少ししたら価値は出てくるかもしれないけど」


「うっ…耳が痛い…」


「いいわよ…逆にお祝いしてあげるわよ!結婚資金に残しときなさい!」


「なっ!!じゃあ…割り勘で…」


苦笑しながら


「はいはい」


黎子の笑顔は久々に優しかった。

/1069ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ