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妖しの女神達
第2章 昨日と同じ日常
女性だった。
若いフェロモンとメイクアップの薄さ、下手さ、抑え具合が、丁度いい、程良い、派手でケハケバしさが見当たらない。
「今、針を打つ前に背中側の揉みほぐしをしてあげる。」
浩二郎がうつ伏せに寝ると、背中側へまたがった裕美は、丁寧に二十歳歳の背中を揉みほぐした。
裕美は、浩二郎の背中側へ刺した針の後を、アルコール消毒ティッシュでぬぐい、
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