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俺だけの女の子。
第6章 澤田の恐ろしい技術と馨の変貌
にっこりとそう微笑む澤田は目が笑っていなかった。
本当は今までにも散々馨に言ってきたらしいけど、全く相手にされなかったそうだ。
しかも基本、スカートの下ジャージだしな。
「えー、スカートん中スースーすんのやだなあ。しかも麻希のスカート短けえんだもん」
か、馨の短いスカート姿?
み、見たい!絶対見たい!
私服なんてジーンズ以外見たことないし!
「今日帰りにうち寄って?サイズは大丈夫だと思うけど一応ね。あと化粧とウィッグも試しときたいし。あ、高橋も一緒に来てくれる?お姉ちゃんのとこ寄っていろいろ借りたいし」
「お姉さん何やってる人?」
「美容師。だからウィッグ貸してもらおうと思って」
初めて会った時から黒髪、ショートの馨しか見てないから、何だか俺までドキドキしてきた。
馨が別の男のために……っていう複雑な心境は変わらないけどそれでも馨の別の一面を見れるっていうのは楽しい。
「なあ、化粧もすんの?」
「当たり前。バレたら困るのは馨だよ?」
ぶーぶー文句を言う馨。
普通だったら綺麗になれるんなら嬉しい、とか思いそうなもんだけど、それが馨には全く見当たらない。
だけど小声で澤田が耳打ちすると、途端に顔を赤らめた。
本当は今までにも散々馨に言ってきたらしいけど、全く相手にされなかったそうだ。
しかも基本、スカートの下ジャージだしな。
「えー、スカートん中スースーすんのやだなあ。しかも麻希のスカート短けえんだもん」
か、馨の短いスカート姿?
み、見たい!絶対見たい!
私服なんてジーンズ以外見たことないし!
「今日帰りにうち寄って?サイズは大丈夫だと思うけど一応ね。あと化粧とウィッグも試しときたいし。あ、高橋も一緒に来てくれる?お姉ちゃんのとこ寄っていろいろ借りたいし」
「お姉さん何やってる人?」
「美容師。だからウィッグ貸してもらおうと思って」
初めて会った時から黒髪、ショートの馨しか見てないから、何だか俺までドキドキしてきた。
馨が別の男のために……っていう複雑な心境は変わらないけどそれでも馨の別の一面を見れるっていうのは楽しい。
「なあ、化粧もすんの?」
「当たり前。バレたら困るのは馨だよ?」
ぶーぶー文句を言う馨。
普通だったら綺麗になれるんなら嬉しい、とか思いそうなもんだけど、それが馨には全く見当たらない。
だけど小声で澤田が耳打ちすると、途端に顔を赤らめた。