この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠匿シリーズ☆番外編
第6章 彼の忘れられない人は……?



 そして暴露して満足したのか、リンゼイはそのままソファーで眠りこけ、今度はニーナが立ち上がってグラスに入るワインを呑み干し、何かを言いかけたところで急に眠気がきたのか、リンゼイの横にフラフラと行き、眠ってしまった。


「あー、で。なんの話をしてたっけ? ああ、そうそう。リンゼイにジョシュアが縛られたって話だったっけ?」


 まだ笑いの余韻を残し、含み笑いをするセドリックをジョシュアが睨む。その迫力にも動じずセドリックは続ける。


「そういえばさぁ。ジョシュアって初めての女覚えてる?」


「なんですか、急に。覚えているかとは失礼な。そこまで耄碌〈モウロク〉しておりませんよ」


「あ、俺知ってる」


「は? なぜレオ様が知っておられるんですか」


 サッと手を掲げたレオに、ジョシュアは驚愕の眼を向ける。


「え? 誰? 教えて、教えて!」


 興味津々なセドリックが身を乗り出す。するとレオは口角を上げ、宙を仰いでからジョシュアを見据えた。


「マッキーソン子爵夫人」


 端的にレオが告げると、ジョシュアは硬直し、セドリックは口をあんぐり開けた。







.
/273ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ