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秘密の香り
第9章 秘密の夜

「桃香…結婚してから何日も離れるの、初めてだね…」

やだ…
こんな会話…
今は困る…


「うん…そうだね」

「寂しい?」

「うん…」

「俺も…早く帰りたいよ…」

「うん…」

「じゃあ…また連絡するね?」

「うん、ありがとう…気を付けてね」


ありがとー!いってくるね!
と元気な声がして
会話は終わった


私は携帯をバックにしまい
圭吾さんに謝った…


「ごめんなさい…」

誰からの電話か分かっているよね…


「謝ることないよ…気にしないで」

私の手を優しく握りながら
そう言ってくれた



少しして
洋食屋さんに着いた

入り口のドアを開けてもらい
先に店内へ入る


木の温もりを感じられる
そんな温かい雰囲気のお店


「いらっしゃいませ!」

高校生くらいの店員さんが
私たちに気付いてくれた


「圭吾さん!どうも、こんばんは」


「こんばんは、今日は手伝い?」


「はい、どうぞ!奥の席に」



案内されて席に着く



圭吾さん、よく来るのかな…


「圭吾さんの彼女さんですか?」


「そう、今日はデートなんだ」



⁉︎



え…


「 みんなに言っておきまーす!今、おしぼりとお水をお持ちします」


爽やかな笑顔で
その男の子はキッチンカウンターへ行ってしまった


「ここは子供の頃からよく来てるんだ、何を食べても美味しいよ」

そう言ってメニューを開き
こちらに向けてくれた


おしぼりとお水がテーブルに置かれ

本日のお勧めメニューの説明を聞く


「お決まりの頃、またお伺いいたします」



さっきの言葉が気になり
何だか変に緊張しまう…。









































































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