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秘密の香り
第11章 秘密の香り
圭吾さんが丁寧に身体を拭いてくれる…


恥ずかしくて
身体に力が入ってしまう


「私…向こうで着替えますね…」


洋服を抱え
脱衣所を出る


奥の部屋を開けると
立派なお布団がひかれていた



襖を閉めて着替える



圭吾さんが脱衣所から出てくる音が聞こえた





「開けていいかな…」


「待ってください…」


慌ててタイツを履いて
襖を開けた


「すみません…お待たせしました…」


圭吾さんの視線が
私から後ろのお布団へと動く


私は圭吾さんの手を引いて
自分へと引き寄せた…


そして
ぎゅーっと抱きつく…


身体の奥底が
まだ疼いていた…


私はお布団の横へ座り
掛け布団をめくった



仰向けで寝かされ


キスをしながら身体を重ねる


ワンピースはまくられ
タイツを脱がされていく


温泉に浸かっていた身体は
いつもより熱を持っていた…。







































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