この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密の香り
第11章 秘密の香り
圭吾さんがテーブルに小さな包みを置いた


そっとこちらに差し出される



「クリスマスプレゼント…受け取ってくれる…?」



何も用意していない…



「ありがとうございます…」


可愛らしいリボンがかけられたその包みを手に取る



「すみません…私…何も用意していなくて…ごめんなさい…」


「気にしないで…開けてみて?」


「はい…」


リボンを解き包みを開けると
美しい陶器…

手のひらに収まるほどのそれは
何かを入れる容器のように見える

蓋を開けてみると
甘く妖艶な香りが広がった…

「いい香り…」


「練り香水…この香り…桃香ちゃんぽいな、と思って」


「ありがとうございます…後でつけてもいいですか…?



「もちろん…」


蓋を閉じて眺める

私のことを考えて選んでくれたことが
とても嬉しい…


ティラミスを食べながら
笑みが溢れる



早くあの香りを纏ってみたい…。























/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ