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秘密の香り
第13章 秘密の代償
「あぁっ…ん…あぁーっ…」

「はぁ…だめだよ…ね…」

快感に歪んだ顔で私を見つめ
腰を強く掴み引き離した…

「桃香ちゃん…」
抱き寄せられ圭吾さんの顔が見えなくなる

「ごめんなさい…」

謝ってしまう…

だって…私が悪いから…

圭吾さんからの返事はない…

私は圭吾さんの胸から離れた

「本当に…ごめんなさい…」

なんの涙だろう
溢れてとまらない…

「桃香ちゃん…おいで」

頬を優しく撫でられて
さらに涙が溢れる

「ごめんね…」

圭吾さんが私に近寄り頭にキスをして
きつく抱きしめる…

背中を撫でる手のぬくもりに
私は冷静さを取り戻していった


しばらく抱き合い沈黙に身を任せた


「お風呂に入って温まろう…」

バスルームへ入ると
私はイスに座らされて
圭吾さんは丁寧に身体を洗ってくれた

「ありがとうございます…」

身体についた泡が流されていく

「あの…私も…洗いますね…」

私は圭吾さんの背中を流した
大きくて広い背中…

「あとは自分で洗うから…ありがとう」

圭吾さんは私の手から泡のついたスポンジをとった

私は先に浴槽へ入り
シャワーで泡を洗い流す圭吾さんを眺めた

ちゃぷん…

圭吾さんが入り
後ろから抱きしめられながら
ゆっくり浸かった

「そうだ…入浴剤…そのボトルとれる?」

伸ばした足先のほうへ置いてあるボトル
私は手に取り圭吾さんに渡した

ボトルを空け浴槽に垂らすと
黄金色のバスオイルが広がっていった

いい香り…

「疲れた日にこのお湯に浸かると…よく眠れるんだ」

お湯が滑らかになる

圭吾さんの疲れた日に側に居たいと
揺れる水面を見つめながら
ぼんやりと思った…。



















































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