この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
秘密の香り
第13章 秘密の代償
気持ちよくてずっと浸かっていたくなる

「もうこんな時間だね…」

バスルームの時計を見ると

22:46


あと少しで新しい年を迎える

「シャンプーしてから出ますね」

「洗いっこしようか」

お互いの頭を洗った

人に頭を洗ってもらうなんて
大人になってからは美容院でしかない


お風呂から上がると
ふかふかのバスタオルで
身体を包まれた

「これ、使う?」

脱衣所の棚を開け
いちばん高い場所から
箱を取り出した

「前に貰ったんだけど…ずっとしまってて」

箱を開けると
上質そうなバスローブが二着入っている

ペアなのかな…

「安心して、家族からのクリスマスプレゼント」

「はい…」

つい笑ってしまう

家族からのプレゼントなんて洒落ているなぁ…
圭吾さんの家族ってどんな人たちなんだろう

私はバスローブを着て
圭吾さんにドライヤーをかけてもらった

「なんか子供みたいですね…」


リビングへ行きバックを手にする

「化粧水つけてきますね」

私は脱衣所へ戻り
洗面台にバックを置いた

着替えで持ってきたパンティとキャミソールを着る

化粧水や乳液をポーチから出しつけると
携帯を取り出した

敦から着信はなくメールが来ていた

『沙穂ちゃんと楽しんでね!
年が明けたらまたメールするよ。』

私は返信をして
沙穂からのメールを開いた

電話…待ってるかな…

緊張しながらかけた

『もしもし、ずっと待ってたよー』

「ごめんね…出掛けてて…」

『桃香…聞いたよ…』

やっぱり…

すぐに返事ができない

『圭吾さんとのこと…』

「美香さんから…?」

『ううん…智也から…』

美香さんが話したんだ…

「ごめんね…今度会ったときに話すから…」

『分かった…何かあったらすぐ連絡して…』

「うん…ありがとう…」

電話が切れた

あきれられたかな…

不安に襲われ
私は床にしゃがみこんだ…。





























/277ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ