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秘密の香り
第13章 秘密の代償
「あのキャンドルつけようか…待ってて…」

圭吾さんはベッドから起き上がりリビングへ行った

私は携帯を取り出し
年明けに敦へ送るメールを作成した

少しして圭吾さんが戻り
ベッドサイドの棚にキャンドルを置き灯した

「香り、混ざったら変かな…」

「いい香りですよ…」

私はキャンドルに近付き香りを嗅いだ

また腕枕をしてもらいベッドへ潜る

「今年はどんな一年だった…?」
ぽつりと…圭吾さんが言った

「今年ですか…んー…」

すぐに答えられず考えていた

「考えている間に年が明けちゃうよ…」

圭吾さんに笑われた

今年は…振り返ると圭吾さんとの時間しか浮かばない

「圭吾さんは…?どんな一年でした…?」

「んー…桃香ちゃんで心が満たされた一年だったかな…」

ドキッとした

「私も…」

「うん…」

圭吾さんの体温を感じる…

「圭吾さんで…心が…たくさん満たされた一年でした…」
私は身体をうつ伏せにし少し起こして
圭吾さんを見つめた

「心だけ…?」
私の髪を耳にかけながら言う

私は首を横に振った

「全部…」

「全部…?」

「カラダも…」

恥ずかしくて
それ以上は言葉にできなかった

横向きに寝かされキスをする…

「カラダも…桃香ちゃんに満たされた一年だったよ…」
身体が火照り…また濡れていくのを感じた

ちゅ…

再びキスをすると
携帯のアラームが鳴った

可愛いアラーム音

「明けましておめでとう…」

「明けましておめでとうございます…」

ぎゅーっと抱きしめられる

こんなに静かで穏やかな年越しは初めてだ…

圭吾さんは起き上がり
私のバスローブを脱がせた

「いつ着たの…」

キャミソールをまくりながら聞かれた

「さっき…化粧水つけるときに…」

「脱がすね…」

キャミソールを脱がされ
パンティだけの姿になる

「うつ伏せになって…」

圭吾さんは私が選んだ香りのキャンドルを吹き消した…。










































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