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秘密の香り
第14章 秘密の空間
何度もくちびるを重ね
お互いの体温を感じる…

このまま…何も考えたくない…
ふたりのカラダが溶け合ってしまえばいいのに…
そう思い自ら舌を絡めた瞬間…

ソファの側に置いていたバックの中で携帯が震えた

敦からだろうか…
気付かない振りをしたが
圭吾さんがそっと顔を離した…


嫌…やめないで…



「携帯…」

「ごめんなさい…」


携帯のバイブレーションが止まる


「大丈夫…気にしないで…」

私の頭を優しく撫でると
圭吾さんはバスルームへ消えてしまった


「はぁ…」
溜息をついて携帯を手に取る

電話は沙穂からだった

かけるか迷っているとメールが届く

『話があるから時間あるとき電話ちょうだい。
あれから心配してるよ…。』

どうしよう…

『今は電話できないの…ごめんなさい。
年末から色々あって敦のお義母さんと同居しているの。
落ち着いたら会って話したい。
心配かけてごめんね。』

携帯のバイブレーションを切りバックへしまう


圭吾さん…


バスルームのドアをノックする

コンコン…

ドアが開き圭吾さんは私を強く抱き寄せた

「いまお風呂の用意したから…」

お湯が流れる音が響く


「電話…大丈夫だった?」

「はい…沙穂からでした…」

謝ろうと言葉を発しようとしたくちびるを
圭吾さんのくちびるで塞がれる

立ったまま私はその甘さに酔いしれた…


くちびるが離れ洗面台に手をつかされ
圭吾さんは後ろからワンピースを捲り上げて脱がし
洋服全て…タイツまで脱がされて下着だけの姿になった

黒いレースのブラジャーに
お尻が透けて見えるサイドを紐で結ぶパンティ…

「キレイだよ…」

鏡越しに視線が絡み秘部から愛液が溢れるのを感じた


背中を撫で回し
圭吾さんはしゃがみ込んだ

「脚…少し開いてごらん…」

言われるがまま…脚を開くと
パンティ越しに熱い舌が秘部へと押し当てられる

「はぁ…」と…声が漏れる

そして右手がパンティの横から入り
クリトリスを刺激され

お尻を突き出し快感に耐えた…。













































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